なんだかパッポンの騒動で気勢をそがれたような・・・気がしますが、パッポンの記事をアップさせていただきます(^^;)
5月4日仕事が終わりどっかで呑んで帰ろうと思った。
でもナナプラザやカーボーイ、ましてやパタヤに呑みに行くなんてのが面倒臭かったので、会社前のパッポン2で呑むことにした。
で、バービアーとエレクトリックブルー、ザストリップでセクハラしつつ・・・したたかに酔った。
うーん、でもなんか呑み足りない・・・というわけで、酔った勢いで私にとって禁断の地であるパッポン1に足を踏み入れることにした。

「あ・・・はて?」
パッポン1に入った途端、得体の知れない悪寒を感じた。
うん、なんとなく20年前の怨霊が首をもたげるのを感じてしまった(^^;)
引き返そうかなと思ったら、キングスグループのおじさんに捕まった。
20年前は青マンゴー売りだったのが、出世して店員になったおじさんだ。
「おー、全然見なかったねえ、どうしてた?とりあえず一杯呑んでけ」
おじさんの嬉しそうな顔に・・・まあ、捕まったものはしょうがない、このおじさんにセクハラ・・・いやいや(^^;)ビールを奢って乾杯。
おじさん、もう50歳はとうに超えているであろう、生活の苦しさと愚痴を聞きつつビールを呑む・・・女のコは寄って来ない・・・うーん、酔いがさめそうだ・・・。
まずは怨霊ひとつめである。
ここをチェックビンして表に出たら、違うキングスグループの店の前でおばちゃんがびっくりした顔で私を見た。
なんだなんだ?おばちゃん私の腕を掴んで、必死に自分の顔を指差す。
何か言いたそうなんだけど・・・言葉が出てこないらしい。
うーん、見覚えがあるようなないような・・・昔なんか悪いことでもしたのだろうか?
たぶん昔・・・おとなしそうなコメントをしているが・・・実はパッポン2階の帝王であったSangopさんあたりがなんかしたのだろうと(Sangopさんの経験はそうとう面白いんです、是非ブログ始めてくださいね)自分に言い聞かせ、振り切ろうとしたが必死に食い下がってくる・・・でも一言も言葉を発しない・・・で、目にちょっと涙をためているのが怖い。
まあ、基本的に、私は女のコが恨みを残すようなことはしないので(^^;)、なんだか分からないが店に入ることにした。
おばちゃん、私がおごったドリンクを一気に呑み干し、
「はー・・・」
と一息ついてから、話し始めた。
彼女は20年前キングスグループの踊り子で、かなり人気があったらしい・・・で、私もたまにドリンクを奢っていた・・・それだけらしい。
金をためて(パトロンを見つけて ^^;)引退にて普通に暮らしていたが、金が無くなり(パトロンを失った?)最近呼び込みで復帰したということだ。
でも歳をとった彼女には・・・昔と違って・・・パッポンは冷たい風がただ吹くだけの場所に変わり果てていた。
で、昔なじみの顔をみつけて、なつかしさで泣けるほど嬉しいと感じたそうだ。
ああ、思い出した・・・なんとなく面影がある。
たしかに・・・20年前・・・かなり綺麗でスタイルがよかったコだ。
気に入っていたコだったが、いつも誰かしら客がついていた。
そのころから連出し嫌いの私には、せいぜいドリンクを奢って、つかの間横に着くだけのコであった。
うーん、でも20年の歳月は残酷である。
特に綺麗なコには・・・なんだかもう・・・これが20年だってことを、このコは体中で表現している・・・まあ、私もそうなんだろうが・・・(^^;)
彼女は、年をとった顔を昔なじみの客に見せるのは拷問を受けているようだが、生活のためにはしょうがない・・・とは言わなかった。彼女は、
「やはは・・・久しぶりで嬉しい、今度こそペイバーして」
って言った、うん、明るいおばちゃんになったね(^^;)
これが怨霊ふたつめ。

まあ、怨霊なんだが・・・彼女にはドリンクを奢って、バラの花を贈った。
彼女は一瞬、華やかだった昔の貌を取り戻し、たおやかに微笑んでくれた。
まあ、バラを送ったのは怨霊みっつめの花売りおじさんがやってきたからなんだが・・・。
おじさん、店に入ってくるや私を見つけ横にへたり込む。
なんだかぜーぜーいっているように感じる。
ぜーぜー言いながら、おじさん、気力を振り絞って嬉しそうに微笑んでバラの花を私に突きつけてきた。
このおじさん、昔と比べてかなーりやつれている。生活の疲れが歳と共に蓄積されているようだ。
「もうすぐ子供が全員独立して生活が楽になるんだ、俺は楽しみなんだよー、だからもう少し助けてね」
しょうがない・・・昔は50バーツだった花束を、100バーツで受け取る。
こんな不安定な商売で複数の子供を育て上げたおじさんには、正直頭が下がる。
・・・で、女のコにあげたというわけだ。
もう怨霊は沢山だ・・・ってことで、次は店の前で知った顔がいないことを確認して入った。
しばし一人でハイネケンをあおりつつ、踊り子さんをボーっと見る。
若くて可愛いコが、踊りながら私に微笑みかけてくれた。
うん、こんな若いコなら20年前は生まれていなかっただろう・・・怨霊のはずがない・・・と考えて愕然とした、そして目に見えぬ神様仏様自然の摂理様に心のそこから感謝した。
私は・・・遊び続けて、遊び続けて・・・生まれていなかったコが立派な踊り子さんに成長するまで・・・タイで日本の数倍にあたるきつい仕事をしつつ、タイで遊び続けていたんだ。
なんて、なんて、なんて素敵なことなんだと・・・(^^;)(^^;)(^^;)

若くて可愛いコは、踊り終わって私のところに来た。
まあ、セクハラしつつドリンクを奢りビールで祝杯をあげる。
このコが20年前の知り合いの踊り子さんの子供だってことだったら、きっちりオチがつくのだが、残念というか幸いというか、そんなことは無かった。
と、なんだか見覚えのある後ろ頭が目に付いた。
踊り子さんに聞くと、この店のボスだと言った。
へー、ボスに知り合いはいないからと安心していたら、後ろ頭が振り向いた。
「あれ?」
でっぷり太ったオナベだ、年の頃は30台後半だろう・・・うーん、じろじろ見ていたらなんだか見覚えがある・・・あ、やっぱり20年前の怨霊だった。
オナベ、急にびっくりした顔になって握手を求めてきた。
くしゃくしゃな笑顔に・・・思い出した。
やっぱり20年前、どこの店だか忘れたが、新人のデックサーブだったコだ。
当時は田舎から出てきたばっかりで、痩せた雛鳥のような身体をした、ひなたくさい初々しいコだった。
あのコがボス?いったいどんな出世だ?しかもオナベになって・・・。
まあ、理由を聞くのも野暮なんで、懐かしいねーとか当たり障りの無い話をしていたら、是非見てもらいたいものがあると表に飛び出した。
帰ってきたオナベの胸には1歳ぐらいの女のコが抱かれていた。
お母さん?そっくりででっぷりしている。
オナベはお母さんの貌になり、
「可愛いでしょ、出来たばかりの子供」
と・・・。
いったい誰が生んだの?オナベって子供どうやって作るの?などと、お決まりの親父ギャグを言いつつ・・・怨霊跋扈の夜は更けていくのであった・・・。
まあ、彼女らにしてみれば私の方が20年前の怨霊なのだろう・・・いやいや、やっぱりカモがネギ背負ってやってきた・・・怨霊カモ・・・(^^;)親父ギャグ失礼しました(^^;)(^^;)
あああ・・・親父ギャグにもなってない(ToT)・・・本当に失礼しました(^^;)(^^;)(^^;)
写真は13年から20年前のパッポンです。
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